子供みたいな声で歌ってみて!

ベルティングのレッスンの中で、高音がうまく出ないとき
『子供みたいに無邪気で明るい声で歌ってみて!!』
って、よく言います。

みんな最初はうろたえるけど、やってみると結構ちゃんとできる!
少々作り声かもしれないし、幼稚な声かもしれないけど、このとき、ぶら下がってくっついてくる錘のような重い声が取れて軽い高い声がでてます。

そうしたら、そのまま少しだけ喉の後ろを開いて大人の声(自分らしい声)に変えていく練習をします。

純粋にがっつり重い地声ではなくて、余計なものを脱ぎ捨てた地声っていうのかな、、その感覚を身につけると良いです。

みんな、大人になると、頭でっかちになって、いろんなこと考えすぎて、無邪気に声を出すことを忘れちゃうんだよね。

腹式呼吸だって、赤ちゃんや子供はお腹から声が出てるから大きいでしょ?
いろんなことを考えて、いろんなものを背負って大人になっていくうちに、だんだん声が小さくなり、呼吸も浅くなっていくんですよね。。。。

ぜひ、うんと小さい子供のような声で歌ってみてください。
楽しく、無邪気に!
軽い地声の感覚です!