せっかく気持ちはあるのに発声が、、

長年教えてきて、感じていることがあります。

生徒さんには大きく2つのタイプがあって、
すごく発声がよくて上手なんだけど、表現力が乏しいなぁというタイプ
すごく気持ちがあって表現力はあるのに発声が良くないんだなぁというタイプ

後者の、すごく気持ちがあるけど発声が悪くて上手く歌えない人は、発声を整えるだけで劇的にうまくなります。


そもそも、発声が悪い人=地声喉声の人が多いです。
つまり、自分が普段喋ってる声で伝えたいから、、、その声のままなんとか歌おうとするから、無理が生じてがなり声になったり、声帯が疲れて、音程やリズムが崩れてしまったり。。
でも彼らは、合唱団や声楽家のような綺麗な声で『歌ってます!』っていうかんじで歌いたくないんです。
だって自分の声で、自分らしく伝えたいんですものね。

そういう人にとっては、
歌う時の地声=普段自分が話すときに使う地声 
と思わない方がいいと思います。
少しだけ技術、コツが必要。。。

でも、なるべく普段の自分の声で歌っている感じにしていく。
結果、普段話す声もよくなってくる。

それがボイストレーニングの効果です。