声域を広げることが大事

昔、お世話になっていた作曲家さんが、
「今回依頼が来たアイドル歌手の音域が5度しかない!5度でどうやってつくるんだよ〜〜」
と嘆いていたことがありました。


5度って言ったら、、、
例えば、、ドレミファソの範囲。
これはきつい〜、、w(゚o゚)w
童謡のちゅうりっぷ、、いや、、、ラが出るからこれは6度!
ちょうちょしか歌えない〜〜!(;o;)

昔のアイドルさんは、音域が1オクターブなんてことも多くて、私もそういう指定で曲を書くことがありました。

せめて1オクターブ(8度)か、9度あってくれると助かるけど、、、、7度とかだと結構きつい。

あのね、、、
キーレンジを気にせず、広い音域を使えるなら、素人でもいい曲はかける。

でも、狭いレンジで、サビはAかBbくらい。。
バラードは歌唱力がないと無理、、
速い歌もダンサブルな歌も無理、、
そんな制限のなかで、ヒット曲を作らなきゃならなかった当時の先生方はすごいと思う。

時間があったら、ぜひ昔のアイドルの歌謡曲を聴いてみてください。
1オクターブ内でもヒット曲、いい歌があります。
もっと狭い音域で名曲があったら、、、その作曲家さんに拍手!!!!

あ、、話がそれましたが、、作曲家はSingerの音域を聞いて曲を書きます。
広い音域があれば作れる曲の幅はすごく広がるし、壮大なバラードやドラマティックな曲が作りやすくなります。

もしプロを目指すのなら、音域は絶対広げておきましょう。(高音だけでなく低音も!)

そして、そんなプロが歌った歌を同じように歌いたい!と思ってる人たちもね!!

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